1stシングル「陽はまたのぼりくりかえす」や2ndシングル「Under Age’s Song」とも、それまでのミニアルバムとも違う、これまでになかった軽快でアッパーなサウンドで新たな音楽シーンへ踏み込んだ楽曲。ここから先のDragon Ashサウンドの礎になっていると思います。そして後の大ヒットナンバー、4thシングル「Grateful Days」の大ヒットにつながっていった作品でもあります。
また、これまでサポートメンバーでもあったDJのBOTSが、正式にDragon Ashメンバー入りを果たしました。
「Let yourself go, Let myself go 」(レットユアセルフゴー、レットマイセルフゴー)は、Dragon Ashの4枚目のシングル。1999年3月3日発売。発売元はビクターエンタテインメント。
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Dragon Ashがブレイクの兆しを出した名曲、1.Let yourself go, Let myself go。当時の日本のポップスの業界にも、ロックにも、もちろんヒップホップにも、こんな新しいサウンドはありませんでした。とはいっても、Kjのrhymeもrapもまだ上手くはありません(今聴くと新しいですが)歌いたいことを早くたくさんメロディーに乗せて歌う感じ。といっても、しっかりロックバンド。ガッシリと土台を固めたサウンドをベースにアコギやスクラッチが高らかに轟きます。
この曲をテレビで披露した『COUNT DOWN TV』、『POP JAM』では降谷はマイクを逆さまに持ったり、観客を煽ってマイクを口から離すなどして口パクを自らアピールした。
チェケラッチョ、チェケチェケラッチョ、2.Humanity。
3.M。ZEEBRAの「THE RHYME ANIMAL / 真っ昼間」をサンプリングした楽曲。前にも先にもない女性(当時の彼女 MIHO)のことを綴った歌詞。
4.Dedication。おそらくこの曲だけであろう、Kjが作曲にも関わっていないDragon Ashの作品。作曲は馬場育三(IKUZONE)と桜井誠(サク)、後にMotor Headphoneというデュエットが組まれます。暴れるドラムとブーストがかったベースラインが特徴で、ちょこっとBOTSのスクラッチも入ります。この少ない楽器隊でこのメロディーを仕上げるのはさすがです。実はかなりの名曲ですよ。