MIX IT UP

Dragon Ashデビュー20周年の日に配信リリースされた曲。その当日に行われた記念ライブのタイトルにもなった。タイトルmix it upとは、殴り合う、ケンカする、という意味。その冠のとおり、胸ぐらを掴まれるような力強いリフからこの曲は始まる。一旦沈めてからまた音が始まる最後のサビの入り方が格好よすぎる。

サポートではなくDragon AshのメンバーとなったKenKenの誕生日パーティー「オレパルーザ」でテーマとしていた「DIVE for FREEDOM」というワードを歌詞に乗せた。

Dragon Ash初のMステ(ミュージックステーション)出演時に披露された楽曲。地上波の音楽番組に出演してライブするのは本当に珍しい。1998年に出演したCDTV(カウントダウンTV)では「Let it yourself go Let it myself go」を披露し、過去に問題(伝説)となった。このころの音楽番組のライブは録音がメインだったため、横行するカラオケ演奏に対するアンチテーゼとして、Kjは逆さマイクで歌い皮肉った。若者の反骨精神ともとれる態度に、当時はバッシングもあったことだろう。それから20年近くの時が経ち、日本のロックミュージックを牽引し続けてきた彼らが見せたのは、アンチではなく「ミュージックステーションだって、カラオケじゃないぜ」と肯定することだった。ファン200人を集めて行われたライブはKjの「いつも通り行こうや!」という掛け声のもと、いつも通りのDragon Ashのライブそのもので、地上波でダイブが繰り広げられる様は…まさにROCKだった。とても格好よかった。

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1.MIX IT UP

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