Secret Tracks

Dragon Ashのアルバムはデビュー作品以来、Secret Tracks(シークレットトラック、ボーナストラック、ナンバリングされていない隠しトラック)があるのがファンの間では有名なこと。名曲が多いDragon Ashのシークレットトラックを一挙に紹介します。隠しトラックには否定的な意見もあるようですが、単なるファンサービスだと思って聴いたら良いんじゃないかな。ただし、ほとんどの楽曲はストリーミングサービスに配信されていないため、CD音源を買って聴いてください。BUMP OF CHICKENや、RADWIMPSも、隠しトラックでは有名なアーティストですね。

Dragon Ashの歴史と年表

 

Normal

ミニアルバム「The Day dragged on」のシークレットトラック。電話のツーツー音から始まる曲。1stシングル「Ability→Normal」のトラックの一部を切り取った…予告編のようなナンバー。

Cool Around

ミニアルバム「Public Garden」のシークレットトラック。留守電のガイダンスをイントロに、電話のようなこもったモノラル音声で撮られた楽曲。

Iceman

2ndアルバム「Buzz Songs」のシークレットトラック。ファンの間では名曲。もはや珍しくなったロック要素を全面に、本アルバムにて取り入れられた優しいメロディーラインが印象的なナンバーです。歪んだギターと走るドラムスが効いたゴリゴリのパンクロック。しゃがれつつも透き通ったKjの声が曲にマッチしてますね。

HOT CAKE

3rdアルバム「Viva La Revolution」のシークレットトラック。この頃の隠しトラックには、インストの後に時間を置けば、サク(桜井さん・まこ)の寸劇が入ります。Dragon Ashでは珍しく特定の人へ向けられたメッセージソングになっています。長年ファンの間では隠れた名曲と言われていますね。力強いドラム&ベース、少し歪ませたコード進行のギター音、優しいボーカル声…強調はシンプルですが、Dragon Ashでは珍しく3拍子リズムの楽曲構成。このナンバーだけでこのアルバムを買う価値ありって曲ですよ。

花言葉

4thアルバム「LILY OF DA VALLEY」 のシークレットトラック。アコースティックギターとスクラッチの音色、歌声が美しいミディアムナンバー。

アルバム発売当時は、インターネットなんて無かったし、ボーナストラックのため歌詞カードもなく、何度も何度もCD(MDへダビングしてたな…)を聴いて歌詞を写し書いたものです。「銃声、赤い血、戦場、黒白黄色…」など、戦争・戦争国を題材にしたようなリリック構成で度肝を抜かれた。アルバム全体として時事や社会批判的な側面の歌詞もあることから、時代の若者たちへ向けてのメッセージだったんだろう。まんまと当時のティーンだった自分は戦争について考えるきっかけとなった。

地球の反対側では人々が殺し合っている、同じ人間なのに。でも、それを知らない平和な国の子供たちがいる。ふと空を見上げると、同じ空の下、同じ人間だということに気づく。百合(Lily)の花言葉は「純潔」。

後にリリースされたのベストアルバム「LOUD&PEACE」のBonus Diskでリミックスがある。こっちもこっちでHIROKIのアコースティックギターの音色にヤられる。

Sakuri Makori

5thアルバム「HARVEST」のシークレットトラック。メンバーが楽器を持ち変えて演奏された楽曲。サクがボーカル、Kjがドラム。おそらく、「REVIVE」のMVの最後に入っているカットがこれっぽい。ライブのMCのような、やっぱりサクの寸劇が入ります。アルバムの中の曲「Day6」と似ています。
リミックスアルバム「HARVEST REMIXES」にリミックス版も登場。

Something in view

6thアルバム「Rio de Emocion」のシークレットトラック。イントロは「Life goes on」のc/w「Be with you」を思い出させる、懐かしいあのコロ助調の声から始まる。

Sakuri Makori Ⅱ

7thアルバム「INDEPENDIENTE」のシークレットトラック。メンバーが楽器を持ち変えて演奏された楽曲。

Dragon Ash trahere Mix

ベストアルバム「LOUD & PEACE」のBONUS DISCに挿入されている1曲目。

DJ BOTSによるDragon Ash楽曲によるミックス。マッシュアップなども混ぜながら、「こんなアレンジもあるのか」「今のって、アレとアレmixしてない?」的に、ファンも楽しめる内容ですね。通勤時間で聴けるようにと50分くらいの構成にしたみたい。

Ivory -out loud-

ベストアルバム「LOUD & PEACE」のBONUS DISCに挿入されている2曲目。

サク(桜井)とHIROKIによるリミックス。オリジナルの「Ivory」をリリースした後、幾つものライブを経て、そのライブでのグルーブ感を表現するために、激しいドラムやディストーションを効かせたギターで、LOUD(激しめ)なリミックスを加えた楽曲。

花言葉 -for peaceful morning-

ベストアルバム「LOUD & PEACE」のBONUS DISCに挿入されている3曲目。

この頃、アコースティックも始めたというHIROKIがアコースティック・インストゥルメンタル・バージョンへリミックス。Dragon Ash加入後にはじめてレコーディングしたHIROKIにとっての思い出深い楽曲のアレンジだったみたい。

Kjの声色もすべてギターの音色に変わったインストですが、これがめっちゃ良い。

Something in view -L&P eternal session-

ベストアルバム「LOUD & PEACE」のBONUS DISCに挿入されている4曲目。

馬場さん(IIKÜZÖNE)がアレンジを提案したが、レコーディングまで参加することができなかった作品。HIROKI、サク、BOTSによってリミックスされた。

 

1stアルバム「Mustang!」・・・無し

8thアルバム「FREEDOM」・・・無し

9thアルバム「MIXTURE」・・・無し

10thアルバム「THE FACES」・・・無し

11thアルバム「MAJESTIC」・・・無し

 

No.TitleRate
1.Normal
2.Cool Around
3.Iceman
4.HOT CAKE
5.花言葉
6.Sakuri Makori
7.Something in view
8.Sakuri Makori Ⅱ
9.Dragon Ash trahere Mix