Shade – Single

2004年7月14日発売された13枚目のシングル「Shade」(シェイド)。前作から約1年ぶりのリリース。「Summer Tribe」と同じくアルバムに一度も収録されたことのない作品。しばらく曲を書いていなかったDragon Ash。久しぶりのリリースでした。低迷期と呼ぶ人が多いが、この期間は紛れもなく変革の予兆です。

1. Shade

タイトルの通り仄暗いリズムと歌詞による構成の作品。深みのある曲。リフの音はかなりしっかりと作られていて、サビでは重たく刺さるサウンドが心地良いです。日本のバンドでこういった音はなかなか出せないと思います。全英詞の作品ですが、訳を見てると、Kjの言うことはいつも心をつかみますね。

That’s all I can say for you
もう僕はこんなことしか言ってあげられない

I hope my song will reach the parade
この歌がパレードに届くことを願ってるんだ

彼らなりのロックとテクノ、ハウス、アンビエントミュージックをミクスチャーロックするカタチが作られた作品ですね。曲の構成とリフは、Incubusの「Nice to know you」に似ていると言われています。

Sampling – サンプリング元ネタDragon Ashプレイリスト

2. Shade (BOOM BOOM SATELLITES REMIX)

よりもテクノっぽい、ブンサテビーツが効いています。

3. The Lilly

William Blakeという詩人の詩を引用。アコギの指移動の音まで入れた静かなメロディーが、すごーくキレイな曲。これ名曲です。